
10月13日は、「さつまいもの日」です。
さつまいもの日とは
埼玉県川越市のサツマイモ愛好者の集まりである「川越いも友の会」によって制定されました。
さつまいもが栗よりも美味しいということを表す言葉として、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という言い方があります。また「江戸から十三里離れた川越のさつまいもがおいしい」という意味も込めて、この「13」という数字とさつまいもの旬である10月から10月13日がさつまいもの日とされています。
さつまいもは、外来種
さつまいもは日本でもとても馴染みのある野菜の一つですが、原産地はペルーの熱帯地方。日本へはフィリピン、中国を経て沖縄の宮古島へ伝来したとされています。
今では、鹿児島県が国内でシェアトップの特産地で、温暖地域を中心に多く栽培されています。栽培しやすいので、家庭菜園や学校などでもよく栽培される、日本中で人気の秋の味覚です。
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さつまいもの第4次ブーム到来か。
長年の品種改良の結果、甘くしっとりとした品種が多く生まれ、密芋ブーム、焼き芋ブームなど、過去には幾度かのブームが生まれています。
2020年頃からは、また注目が高まりをみせ、第4次ブームと言われることもあり、さつまいもスイーツ専門店の登場も増えています。
また、2020年2月は、全国のサツマイモの生産者や焼き芋専門店を集めた「さつまいも博」がさいたまスーパーアリーナの「けやきひろば」で初開催されました。(2021年はコロナウイルスの影響中止)
東京のさつまいもスイーツ専門店
焼きいも専門店 ふじ(豪徳寺)
小田急線の豪徳寺駅の商店街内にある都内でも有名な焼き芋専門店。
さつまいもの旬シーズンには7~8種類の焼き芋が揃い、定番の「安納芋」や「紅はるか」に加えて、ポリフェノールが豊富な紫芋「パープルスイートロード」や、かぼちゃの風味がする「ハロウィンスウィート」などの珍しい品種が登場することも。
銀座つぼやきいも(銀座)
銀座の路地で店頭の“つぼ”が目印。
寝かせて甘みを引き出した熟成芋を低温の炭火でじっくりと、ひとつひとつ丁寧に焼き上げる“つぼやきいも”は、柔らかくしっとりなめらかな食感で、皮まで食べられるので皮の香ばしさとお芋の甘さとのハーモニーが絶妙。ひと口サイズ「ちいさいの」があるのが嬉しいポイント。
oimo lab.(清澄白河)
近年おしゃれスポットとして注目度向上中の清澄白河にある焼き芋専門店。
おすすめは茨城県鉾田市の國井さんが育てた糖度の高いさつまいもを使った“プレミアム”シリーズ。特殊なオープンで焼き上げた「プレミアム紅はるか」は、さつまいもの甘さが最大限に引き出され、ねっとりと濃厚で、まさにお芋を超えたスイーツの美味しさ。
薩摩芋蜜匠 あめんどろや(千駄木)
「あめんどろ」とは鹿児島知覧地方の方言で、芋あめ、芋蜜のこと。
鹿児島県南薩摩半島にある自社農場で農薬や化学肥料をつくられたさつまいもと自社工場産の無添加の芋蜜を使い、自然の味を大切にした味わいのさつまいもスイーツが楽しめる。
たぴも茶屋SHIBUYA(渋谷)
MEGAドン・キホーテ渋谷本店1階にあった焼き芋とタピオカの専門店「tapi-mo(タピモ)」が2019年にリニューアルオープンしたお店。
さつまいもは契約栽培農家から直接取り寄せている「紅はるか」を使用。暖かいの焼き芋と冷たいバニラアイスの最高の組み合わせを楽しむ「焼き芋アイス」が人気。
さつまいもスイーツ専門店 いもこ(自由が丘)
全国に直営店とフランチャイズ店を構える「和栗モンブラン専門店 栗歩」の姉妹店として2020年11月1日(日)に自由が丘にオープンしたばかりの注目店。
見た目にもお洒落なスイーツは、手土産にもぴったり。看板メニューの一つ、「おいものモンブラン」は、さつまいもの品種を全3種から選ぶことができ、2020年の冬は、石川県の「五郎島金時」、鹿児島県の「安納芋」と「綾紫芋」のがラインナップしている。
超蜜やきいもpuku puku(西大井)
https://pukupuku-yakiimo.stores.jp/
焼き芋を甘く焼くことだけを追求して作り出したという『超蜜やきいも』。極限まで糖化された紅はるかは完熟バナナのような柔らかさ。メニューは超蜜焼きいもと冷凍のお持ち帰り用のみで、焼きたての販売は例年12月初頭~3月末まで。