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【敬老の日】日本の高齢者人口とプロモーション事例

9月の第3月曜日は敬老の日。2023年の敬老の日は9月18日(月・祝)です。

毎年、総務省が発表している日本の高齢者人口の統計サマリーと、企業等のプロモーション事例などをシェアします。

 


日本の高齢者人口(総務省発表)


高齢者人口は1950年以降初めて減少するも、高齢者人口の割合は過去最高

1950年以降一貫して増加していた日本の高齢者(65歳以上)人口は、2023年9月15日現在の推計で3623万人と、前年(3624万人)に比べ1万人の減少。

一方、総人口に占める割合は29.1%で、前年比べ0.1ポイント上昇、過去最高。 

なお、75歳以上人口は、前年に比べ72万人増加したことにより、初めて2000万人を超えた。この増加幅は、いわゆる「団塊の世代」(1947年~1949年生まれ)が2022年から 75歳を迎えていることによると考えられる。

総人口に占める高齢者人口の割合は、1950年(4.9%)以降一貫して上昇。

 

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)に生まれた世代が65歳以上となる2040年には34.8%、 2045年には36.3%になると見込まれている。 

 

日本の高齢者人口の割合は、世界で最高

2023年の高齢者の総人口に占める割合を比較すると、日本(29.1%)は世界で最も高い(人口10万以上の200の国及び地域中で)。

 


敬老の日のプロモーション事例:ペットの長寿を祝う


近年は、ペットや動物園の動物など、飼育動物の長寿をお祝いするやプロモーションが増えています。

国内の犬・猫の平均寿命は、2022年は犬が14.76歳、猫は15.62歳(※1)、1980年は犬が2.6歳、猫は3歳(※2)とされ、40年で5倍ほどに伸びたことになります。

ペット長寿化の要因として、「ペットフードの品質向上」「獣医療の発展」「室内飼いの増加」「ペットは家族の一員という考えが浸透しつつある」が挙げられ、ペット業界では、敬老の日にペットの長寿をお祝いするキャンペーンを実施する例が増えています。

 

シニア犬の健康を祝福する「ペトコトご長寿犬2023」

(株)PETOKOTOは、同社のフレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS」を食べているシニア犬の中から、2023年時点で18歳を超えるご長寿のワンちゃんを「ペトコトご長寿犬」として表彰。

第1回目となる今年の表彰犬は、18歳〜19歳の7匹。

記念品として、愛犬の健康に配慮したフリーズドライ製法の「ペトコトフーズ おやつ」4種セットを贈呈した。

合わせて、犬用総合栄養食が60%OFFになるキャンペーンも実施。

 

SNSフォトコンテスト「敬ワングランプリ」(2022)

株式会社サンコーは、大切な愛犬との日々を振り返るSNSフォトコンテスト「敬ワングランプリ」を開催。

賞に選ばれた方には、ワンちゃんの足腰にやさしい「ワンちゃん似顔絵付きマット」や、「おくだけ吸着Ⓡ」マット、オンラインショップのクーポンなどをプレゼント。

期間:2022年9月2日~19日

動物園が長寿の動物を紹介