炭酸飲料がOKなタイガーの水筒が大ヒット。年間目標本数を発売後3か月で達成

タイガー魔法瓶が20221月に発売した「真空断熱炭酸ボトル」が、発売後3ヵ月で年間目標の10万本の出荷を記録しました。

 2022121日から420日までの出荷実績


炭酸飲料を入れて持ち運べる水筒「真空断熱炭酸ボトル」


これまでのタイガーの真空断熱ボトルは構造上の安全性の観点から、炭酸飲料を入れることは推奨されていませんでした。しかし、アンケート調査などによると、多くのユーザーは真空断熱ボトルに炭酸飲料を入れてはいけないと理解しているものの、「炭酸飲料をボトル入れたい」という要望が多かったそうです。

 

そこで、タイガーで炭酸をボトルに入れられるように開発されたのが、炭酸飲料対応せん構造「BubbleLogic(バブルロジック)」。

 

バブルロジックに使われている安全弁には、タイガーの圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉の技術が応用されています。

 

さらに、内面の凹凸を少なくして汚れやニオイをつきにくくする「スーパークリーンPlus加工」が、炭酸の気化を抑えることに役立っています。


発売直後から大反響


2022年1月11日の発表直後から、「こんなボトルを待っていた!」というユーザーの声がSNSを中心に話題となり、多くのメディアでも紹介されると、予約は殺到。

予約販売の段階で、計画予約本数の約5倍を販売したそうです。

 

【ツイート・メディア掲載実績(タイガー調べ)】

期間:2022年1月11日から3月31日

・「炭酸」「タイガー」でのツイート(Twitter): 23,719件

・メディア掲載(TV・雑誌・新聞・WEBメディア):580件

 

発売以降も、2022年4月にはすでに年間目標の10万本が出荷され、現在も品薄の状態が続いています。

タイガーでは、生産体制を強化しているとのことで、2022年度の販売目標を当初の3倍に上方修正しています。


競合製品とともに炭酸水筒市場の盛りあがりに期待


大人気の「タイガー真空断熱炭酸ボトル」ですが、2022年は国内他社からも炭酸OKの水筒が発売され、外国製品も含めると競合も多くなっており、それが2022年の「炭酸OKな水筒」の需要を盛り上げているとも言えます。

 

最大の競合はサーモス

国内製品で言えば、最大競合はサーモスの「サーモス 保冷炭酸飲料ボトル」。

サーモスは、実は22年前の2000年に一度炭酸に対応したボトルを発売しています。しかし、十分な実績は得られず2004年に終売。その後、炭酸飲料の市場が伸びてきたこともあり、2018年から再度開発をスタートさせ、タイガーから約1年遅れての20223月に発売されました。こちらも評判は上々で、売上は好調に推移しそうです。

 

※)サーモスはドイツ発祥のブランドですが、現在日本でサーモス製品を製造販売しているのでサーモス株式会社で日本の会社です。

タイガーとサーモスの比較

タイガーとサーモスを比較レビューしているマトログさんのYouTube動画です。

外国ブランドではレボマックス

アメリカ発のブランド「REVOMAX」は2015年設立のブランドで、当初から炭酸も入れられる真空断熱構造のボトルを発売しています。「保冷36時間・保温18時間」という機能は保温・保冷ボトルの中でもトップレベル。

 

また、キャップの開閉がワンアクションで行えるところもポイントです。

レボマックスとサモースの比較

レボマックス2とサーモス真空断熱スポーツボトルの保冷効果を比較レビューしている「minimini diarist」さんの YouTube動画です


炭酸OKボトルはプロモーションのツールにも


炭酸OKボトル(真空断熱ボトル)が、各社から出揃ってきた2022年。

今後は、炭酸飲料を気軽に飲める機会が増えそうです。

炭酸OKボトルの利用シーン

ビジネス

オフィスでのデスクや休憩時などにも、炭酸を少しづつ飲むことができます。

炭酸にはリフレッシュ効果を感じる人が多く、仕事の合間に飲む飲料としてもぴったりです。

 

アウトドア

保冷バッグやクーラーボックスのスぺースを使わずに、冷たい炭酸を持っていかれます。

タイガーの製品には、1.5リットルの大容量タイプもあるので、ビールをいれれば、みんなでシェアしてのむピッチャーとしても使えます。

キャンプや海でのバーベキューなど、夏のアウトドアシーン活躍しそうです。

 

スポーツ観戦

スタジアムでは、缶やペットボトル飲料の持ち込みが禁止されている場合が多いため、マイボトルをもっていく方もいるでしょう。

ビールを含み、冷たいまま持ち込める炭酸飲料は、スポーツ観戦のお供にも最適です。

キャンペーンの景品やノベルティに

炭酸の持ち歩きがより身近になることで、、プロモーションのツールとしても有効なアイテムになるのではないでしょうか。

炭酸飲料やビールのキャンペーンの景品にはもちろん、企業やブランドのノベルティとしても使えそうです。



炭酸飲料の市場について


コロナ禍での外出自粛と在宅ワークなどの環境から、2020年から清涼飲料水の売上が減少する中でも無糖炭酸水は大きく伸長しました。

その後も、甘い清涼飲料やアルコールは控えても、よりヘルシーでかつリフレッシュ効果のある炭酸水は人気をキープしています。

2022年には、外出やスポーツの機会が戻ってくるため、飲料水の持ち歩き機会も増えてきそうです。今後も更なる成長線を描くことが予想される炭酸水市場を、炭酸OKのボトルたちが支えていきそうです。


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