【夏至】「100万人のキャンドルナイト@増上寺2022」3年ぶりのリアル開催

2022年の夏至の日は6月21日です。

毎年夏至の日に近い土曜日に開催される「100万人のキャンドルナイト@増上寺」。

2022年は20回目を迎える年となり、6月18日に開催されました。

2020年と2021年はコロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン開催となっていたため、3年ぶりの現地開催となります。

主催は、有機食材宅配サービスを提供する「大地を守る会(オイシックス・ラ・大地株式会)」で、2022年は初めて東京都と連携しています。

 

開催概要

日時   :2022618 日(土)15:0021:00
会場   :大本山 増上寺
主催   :大地を守る会
後援   :J-WAVE、外務省、港区、認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター
協力   :アースディ東京、一般社団法人日本キャンドル協会、カメヤマローソク、
      みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、ロクシタン

 

100万人のキャンドルナイト@増上寺2022サイト

 


2022年の実施の様子



100万人のキャンドルナイトとは


合言葉は、「でんきを消して、スローな夜を。」

2003年に大地を守る会の呼びかけにより始まったムーブメントで、夏至と冬至の夜8時から10時の2時間、電気を消してロウソクの灯火のもとで過ごすことを提唱しています。

毎年夏至の日に近い土曜日に、東京・港区にある増上寺にて、カウントダウン消灯とたくさんのキャンドルで作られるキャンドルロード、ゲストによるトークステージなどを展開するイベントを開催しています。

 


「100万人のキャンドルナイト@増上寺2022」の当日プログラム


キャンドルナイト トークステージ(19:30~20:00)

小池百合子都知事とキャンドルナイトアンバサダーであるLiLiCo氏、オイシックス・ラ・大地代表取締役会長の藤田和芳氏によるトークの後、それぞれがメッセージを書いたキャンドルに灯りをともします。

20:00になると、本会場の他、自治体や企業・NPOなど企画に賛同する連携団体も一斉に消灯します。

キャンドルロード

増上寺大殿前の階段から参道にかけて171690個のキャンドルが並ぶキャンドルロードが登場します。キャンドルの数は、SDGs169のターゲットと17の目標の色に因んでいます。

キャンドルナイトマルシェ

協賛団体によるブースやワークショップが展開されるコーナー。

 

【出展社の例】
大地を守る会

・旬の夏野菜や規格外野菜などを販売。

カメヤマローソク

・来場者がメッセージを書き込んでキャンドルロードに飾ることができるメッセージキャンドルを販売。

・石油ではなくパームヤシからとれるワックスを使用した環境配慮型のキャンドルも販売

東京都

・夏の電力不足への対策として、HTT(電力をⒽ減らす・Ⓣ創る・Ⓣ蓄める)をキーワードに各自が実践できる対策を紹介。

もったいナイ・キッチン カー

大地を守る会が運営する「もったいナイ・キッチン カー」が今年は初登場します。

一般市場で売りにくい小型のキハダまぐろを使った青海苔フライや竜田揚げ、鰹と昆布の“だしがら”を使った和風しゅうまいなどを販売。



過去の「キャンドルナイト@増上寺」実施の様子


キャンドルロード
キャンドルロード
メッセージキャンドル
メッセージキャンドル


大地を守る会(オイシックス・ラ・大地株式会社)とは


1975年に設立。自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざしたソーシャルビジネスとして、安全・安心とおいしさにこだわった食品や雑貨の宅配サービス他を運営。201710月、オイシックスと大地を守る会は経営統合し、20187月に「オイシックス・ラ・大地株式会社」へ社名を変更。201810月には「らでぃっしゅぼーや」と経営統合しています。

オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランド展開。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを拡大しています。



日本には少ない夏至のイベントとしての可能性


夏至の日は、世界的にみると北欧を中心に「夏至祭」が行われる国が多くあります。

比べると日本では、二見興玉神社での夏至祭がありますが、あまり一般的ではありません。

キャンドルイベントは、日本で人気の高いイルミ―ションイベントや灯篭イベントにと近いものと言えるでしょう。

キャンドルが灯る景色はビジュアル映えも良く、音楽フェスほどの騒音やマナー問題も少なく抑えられる点も夏の適度な集客イベントとして、適していると思います。

 


7月の販促、スーパー、小売

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