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【エスニックの日】2022年のエスニック食トレンド、最注目はカオソーイ

529日はエスニックの日です。

エスニック料理は夏に人気です。この時期に今年のエスニック料理の市場動向を確認しておきましょう。


“この夏絶対流行する!エスニック食“ランキング


「一般社団法人 日本エスニック協会」は、毎年、エスニックの日に合わせて日本エスニック協会員を対象として調査した「 “この夏絶対流行する!エスニック食“ランキング」の結果を発表しています。

 

「今夏絶対流行るエスニック食ランキング」調査概要

調査期間:2022年5月2日(月)〜2021年5月13日(金)

対象:日本エスニック協会員120名

 

第1位 カオソーイ(タイ)

カオソーイは、タイ北部の都市チェンマイの名物料理。

中国系のイスラム教徒から伝来した料理といわれていて、イスラム教徒のために、具材も豚肉ではなく鶏肉を使用しています。

 

レッドカレーをベースとしたスープに卵麺がはいったカレーラーメンのような麺料理。さらに揚げ麺をトッピングするので、2つの食感の異なる麺を使用している珍しさもあります。タイ料理初心者にもおすすめの食べやすさがあり、日本のタイレストランでもカオソーイの人気が上昇中です。

第2位 バインミー(ベトナム)

野菜や肉類、パクチーなどのハーブをフランスパンにはさんで魚醤のヌクマムをかけて食べるバインミーは、ベトナム版サンドイッチ。バインミーという名前自体に「フランスパン」という意味があります。元々、フランスの植民地時代の影響でパン文化が根付いたベトナム、カンボジア、ラオスでは、ファストフード的存在として屋台で多く売られています。近年のテイクアウト需要増加が後押しになり、バインミーの販売は年々増加しています。エスニック料理店でなく、居酒屋やカフェ業態といったエスニック専門店でない店舗での提供も増えています。

第3位 フムス(中東)

フムスは、レバノンやイスラエルなど中東のソウルフード。ひよこ豆と中東の練りごま的存在のタヒーニ、オリーブオイルなどをペースト状にしたものです。

昨今の健康意識の高まりを背景に、様々な栄養素が取れる料理として注目度が高まっています。

2021年ではファミリーマートのサラダとして商品化されていますが、今年はさらに注目の料理です。



企業に商品化してほしいエスニック料理


企業に商品化して欲しい料理として、1位になったのがインドのビリヤニです。

ビリヤニは、インドの炊き込みごはんのような料理。スパイスの香りと上品な香りあるバスマティライスが調和して、極上のうま味をつくります。
ここ数年、何度もエスニック食トレンドランキングでも上位にランクインされるビリヤニは、専門店の出現やスパイスブーム、南インド料理のブームが後押しし、今年は「商品化して欲しいメニュー」の1位にランクイン。今年は更に日本国内でインド料理の定番メニューの一つになりそうです。



昨年以前のアンケート結果


2021年の結果

1位:ビリヤニ

2位:プーパッポンカリー

3位:パッタイ

 

2020年の結果

1位:バインミー

2位:フムス

3位:カオソーイ

 

過去のアンケート結果を振り返ってみると、流行見込みはわりと当たっているのではないでしょうか。

バインミー、ビリヤニ、プーパッポンカリーは、ここ2,3年で見かけることも多くなっていると思います。

バインミーは専門店が東京都内に何店もあります。プーパッポンカリーは、松屋のメニューにも登場していますし、セブンイレブンの冷凍カレーのラインナップにも入っています。

フムスも、2021年にファミマのサラダとして登場しています。

 


エスニックの日とは


エスニックの文化や料理の普及と日本とエスニックが融合した文化的創造を図ることを目的に、一般社団法人・日本エスニック協会が制定しました。

 日付は「5」をアルファベットの「S」と見立て、「エス(S5)ニ(2)ック(9)」と読む語呂合わせから。


一般社団法人 日本エスニック協会とは


2014年10月に日本国内においてエスニック文化や食の普及活動を行っているメンバーを中心に結成された団体。エスニック文化や食の魅力を普及させるとともに、「エスニック×日本」を通じた地域活性、企業・自治体とコラボレートした商品開発・プロデュースなどを行っています。


2022年のエスニック料理市場


エスニックブームは、いままでに何度もブームを繰り返し、今や定番となったものも多くありますが、近年はさらに日本にとって新しいエスニック料理が登場することに加えて、家庭料理に浸透していることが特徴です。

コロナ禍によって、家での食事が多くなったことももちろん要因の一つでしょう。

通関統計によると、ビーフンに代表されるコメを主原料にした麺の輸入量は2020年には、フォーが主体のベトナムからの輸入量が同31.3%も伸長しています。

メーカーサイドの売上でみると、多様なエスニック食品を展開するユウキ食品では、ナンプラーが2020年上期(4~9月)、前年比69.2%増、ライスペーパーが30.4%、スイートチリソースも23.3%も伸長しています。

米めん専業のケンミン食品は、本格的なアジアめん料理が手軽に楽しめる「米粉専家(ビーフンせんか)」シリーズでパッケージのリニューアルを実施し、シリーズ5品の売上げが、昨年9月から今年2月までで同73%も伸長。主力の「ケンミン焼きビーフン」も同14%増となっています。



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