
10月1日は全日本コーヒー協会によって定められた「コーヒーの日」です。
コーヒーの日とは
コーヒーの日は、1983年に全日本コーヒー協会によって定められました。
国際協定によって、コーヒーの栽培サイクル(=コーヒー年度)が始まるのが10月とされており、この時期はコーヒー農家にとっての節目であることがコーヒーの日の由来です。加えて日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることも理由の一つとされています。
さらに、世界的な動きとして2015年には、国際コーヒー機関(ICO)によって10月1日が「国際コーヒーの日」とされ、ICO加盟75カ国と世界中のコーヒー協会が協力する世界的なコーヒーの日となりました。
国際コーヒーの日の制定は、コーヒー普及だけでなくコーヒー農家の現状を伝え、生産を支援する目的もあります。世界中の小規模コーヒー農家は、コーヒー豆の相場の激しさに翻弄されることが多く、そのようなコーヒー農家を守ることが、多種多様なコーヒー豆の生産に繋がるからです。
日本のコーヒー消費量
・日本国内のコーヒーの年間消費量は、 約45万3千トン (2019年農水省調べ)
・日本人1人当たりのコーヒー消費量は、約3.40kg (以下2020年全日本コーヒー協会調べ)
・日本人1人1週間当たりの杯数は、 約11.53杯
(参考) 2020年の世界の国別1人当たりのコーヒー消費量(kg/1人/年)
ルクセンブルク 17.68kg
フィンランド 12.14kg
スウェーデン 10.42kg
ノルウェー 9.00kg
スイス 8.54kg
ブラジル 6.29kg
アメリカ合衆国 4.85kg
日本のコーヒー市場
コーヒー市場は、ここ10年ほどは順調に規模を拡大してきました。
2020年はコロナ禍による外出自粛の影響で、外食飲用が大きく落ち込んだものの、在宅飲用は大きく増加しています。
巣ごもり需要で伸長した家庭用コーヒー市場は、その後も、コロナ前の2019年と比べて高い水準を維持し、ユーザーが増えている状況です。
価格面では、世界的な需要増による生豆の相場高、円安と物流費高騰などの影響で、レギュラーコーヒーの値上げの動きが相次いでいます。 (全日本コーヒー協会調べ)
コーヒーの日のキャンペーン・イベント情報
「コーヒーの日」には、コーヒー関連各社でキャンペーンやイベントが展開されています。
記念日である10月1日前後に行われる短期間のキャンペーンであることから、告知や参加方法などがSNSで展開されることが多くなっています。
キャンペーン
全日本コーヒー商工組合連合会
「みんなのコーヒータイム」を投稿して岩井ジョニ男からお年玉をもらおう!
「みんなのコーヒータイム」をテーマに、インスタグラムでのキャンペーンを展開。
公式アカウント(@coffeenewyear)をフォローし、#coffeenewyear2021のハッシュタグを付けて投稿すると、抽選で101名にAmazonギフト券 2,000円が当たる。
HARIO
先着50名様で、対象のドリップコーヒーセットを購入の方にHARIO NETSHOPオリジナルコーヒー豆「mezame」をプレゼント。
カルビー
世界一のバリスタ井崎英典(@hide_izaki)氏監修のオリジナルブレンドコーヒーセットが当たるツイッターキャンペーン
Twitterアカウント(@calbee_PR)をフォロー し、ツイートをリツイートすることで応募。当選者は後日DMにて連絡。
サンマルクカフェ
サンマルクカフェのアプリをダウンロードされた方にコーヒー1杯をプレゼント。コーヒー無料クーポンの配信は10/1(金)。
カウネット
フォロー&RT、カウネットの「for ON/OFFコーヒー」や、グリコの「お菓子詰め合わせBOX」があたるツイッターキャンペーン。
Twitterアカウント(@kaunet)をフォローし、対象ツイートをリツイートすることで応募。
イベント
UCCグループ
「コーヒーで世界を巡ろう。」をテーマとしたオンラインイベント。
コンテンツは、「UCC CHAMPION’s リレーLIVE」「COFFEE TRIP LIVE!!」「コーヒーと考えるSDGs~ジェンダー平等ってなに?~」など
GOOD COFFEE FARMS
地域活性化を目的として、コーヒーを無料で振る舞うイベント「COFFEE PICNIC」を、東京駅の八重洲・日本橋・京橋の2会場で開催。
フリーコーヒーの他にも、コーヒーができるまでの過程を知るワークショップや、環境負荷の低い天然素材のハンドメイド雑貨を集めたマーケットなどを展開。