企業からの一方的な情報発信となる広告と違い、社会との間に関係を構築しながら、認知向上や理解促進を図るのがPRプロモーションです。一昔前のPR施策の手法は、マスメディアにニュースとして取り上げてもらうパブリシティ活動が中心でしたが、現在はメディアの種類や手法が増えたことで展開は多様化し、広告や販促との違いが曖昧になってきています。
多くのマーケティング活動が企業からの一律な訴求ではなく、PR的な要素を含むようになっており、同時にPR活動の中にも販促効果を狙った展開が多く組み込まれるようにもなっています。
当サイトでご紹介しているPRの考え方や施策には販促や宣伝効果が含まれるものもありますが、その中でも「企業の利益だけを追うのではなく、社会全体または幅広いステークホルダーに関係する」というPRの本来の目的を備えている展開を重視しています。
周年事業は企業にとって格好のニュースソースであり、PRのフックとなる事業です。
近年では式典や社史制作など社内向けの展開だけでなく、記念商品やキャンペーン、限定イベントなど顧客との絆を結ぶ展開が多くなっています。
▶周年事業について詳細はこちら
【周年企業の関連記事】
SDGsとは、SDGs(Sustainable Development Goals:エスディージーズ)は、日本語で「持続可能な開発目標」と訳されます。
国連加盟国が、2016年から2030年までの15年間にわたり、持続可能な世界を実現するため、達成に向け取り組むべき共通目標で、17の目標と169のターゲット(具体的な目標)が設定されています。
特に、コロナ禍は、環境課題や社会課題への個人単位で意識を高める大きなきっかけになりました。
さらに、ビジネスとの親和性も高いSDGsは、すでにビジネスの世界では"共通言語"になりつつあり、今後、環境課題や社会課題に配慮していない企業は、消費者にネガティブに映ることが予想され、利益を生み出すことは難しくなると考えられています。
SDGsは「新時代の生存戦略」と呼ばれる、ニューノーマル時代の重要なファクターです。