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湖池屋ポテトチップス60周年記念商品“The KOIKEYAシリーズ”に「海老せん」が登場

湖池屋ポテトチップス60周年を記念して2021年9月に発売された「KOIKEYA Theのり塩」「KOIKEYA The麹塩」に続き、「KOIKEYA The海老」が2022年5月30日よりコンビニ先行発売されています。6月27日からは全国発売になります。


湖池屋は、おつまみ菓子メーカーだった


1962年に発売された湖池屋の「ポテトチップス のり塩」は今年で60周年を迎えます。

ポテトチップスメーカーとして認知されている湖池屋ですが、実は「のり塩」発売の9年前の1953年に、“おつまみ菓子”メーカーとして創業しています。

ポテトチップスがまだ一般的なスナック菓子ではなかった頃、創業者の小池和夫氏が飲食店で初めてポテトチップスを食べ、その美味しさに感動してポテトチップスの製造をはじめたそうです。

その後、工夫と研究を重ね、日本人好みの味に改良された「湖池屋ポテトチップス のり塩」を発売しています。


60周年を記念したThe KOIKEYA シリーズ


 2022年に60周年を迎えた湖池屋ポテトチップスの周年記念商品として、2021年から「KOIKEYA The のり塩」「KOIKEYA The麹塩」が発売され、2022年6月に「KOIKEYA The海老」が発売されました。

おつまみ菓子メーカーだった原点を感じさせる味に加えて、パッケージを紙製にすることで創業当時の手作りの想いを表現しています。

 

The KOIKEYAシリーズ

KOIKEYA The海老

「KOIKEYA The海老」は湖池屋が創業当時に製造していた“海老せん”を元に、進化した技術で海老をまるごと生地に練り込んでいます。

KOIKEYA Theのり塩 / KOIKEYA The 麹塩

2021104日より全国発売されています。

独自の厚みにスライスしたじゃがいもに、のりの風味と麹のコク、魚介の旨みと唐辛子などおつまみにぴったりの味わいに仕上げられています。



近年の湖池屋


スナック菓子はコロナ禍で売れた商品の一つ

ポテトチップスを中心とするスナック菓子類は、2020年のコロナ禍における「巣ごもり需要」の増加によって売り上げを伸ばした商品のひとつです。

自粛期間には、外食の機会が減ると同時に在宅時間が長くなることで、家で食べるおやつの消費が増え、特にスナック菓子類は食事とおやつの中間のような存在で需要を伸ばしました。

スナック菓子は保存可能期間が比較的長いことから、今回のコロナ禍だけでなく、2011年の東日本大震災時にもみられたように、非常事態時に売上が伸びる傾向もあります。

 

湖池屋の各商品は売上倍増

「プライドポテト」などの高付加価値商品がコロナ禍以前から好調だった湖池屋は、2020年~2021年にかけて、各商品の売り上げが倍増しています。

「湖池屋プライドポテト」は前年比165%、「じゃがいも心地」は前年比173%、「KOIKEYA STRONG」は前年比236%と、大きな伸長をみせました。

さらに、新商品やリニューアル商品も続々と登場しています。

湖池屋の担当者によると、「ニューノーマルおやつ」として、朝食、昼食、夕食に次ぐ「第4の食」という新しいジャンル、新しい食スタイルを開拓していくとのことです。

 


湖池屋のスナック菓子値上げ


湖池屋は2022年1月31日出荷分からポテトチップスやカラムーチョなどスナック菓子30品目の出荷価格を約6~11%値上げしています。

さらに、2022年6月に「カラムーチョチップス ホットチリ味」、「すっぱムーチョチップス さっぱり梅」などを2022年9月1日から再値上げ、「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズなどは、2022年9月から内容量を減らす「実質値上げ」が実施されます。



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