
直近5ヵ年で27%増と拡大してきたカフェインレス・ゼロ食品市場(富士経済調べ)。
カフェイン摂取を避けたいを考える高齢者、妊娠中の女性だけでなく、子供も含めて幅広い世代に「カフェインレス」が選択されるようになってきました。
参考 :デカフェ市場が拡大中。カフェインコントロールする人増えています。(2019年の「企画の種」の記事)
この流れに沿って2020年夏も、カフェインレスの新製品、リニューアル製品が登場しています。
まずコーヒーでは、
クラフトボス デカフェ(サントリー食品インターナショナル)2020年7月7日新発売
カフェインレス・ペットボトルコーヒーの「ラテタイプ」。
カフェインレスでありながらコーヒー本来の香りとコクが感じられる味わいを実現していrます。

またこれまでのノンカフェイン市場の拡大には、コーヒーだけでなく、「ノンカフェイン緑茶」も貢献しています。
キリン 生茶デカフェ(キリンビバレッジ) 2020年7月7日リニューアル発売
2014年4月に世界初となるペットボトル入りカフェインゼロ緑茶飲料として登場した生茶デカフェ。
リニューアル品は、緑茶の香りがより引き立つ味わいになっているそう。
お~いお茶 カフェインゼロ(伊藤園) 2020年2020年6月29日新発売
言わずと知れた緑茶飲料ナンバーワンブランドの「お~いお茶」からもカフェインゼロの新製品が登場。
カフェイン量を抑えた国産原料茶葉を使用し、さらに抽出工程でもカフェインを除去すること製法によって、茶葉本来の香りと味わいを楽しめるとされています。
定期的にコーヒーと紅茶の主要ブランドからデカフェの提案&新製品が発表されていくことで、これからもユーザーの拡大が期待できそうです。
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