
モスバーガーは2022年に50周年を迎えています。
モスバーガーとは
モスバーガーは、2020年5月末時点で、国内1,279店舗(直営37店舗、フランチャイズ1,242店舗)、海外395店舗を展開しています。日本マクドナルドに次ぐ国内第2位のハンバーガーフランチャイズです。
食材を厳選し、注文を受けてから調理する「アフターオーダー方式」など、スローフード的な要素を取り入れているのが特徴です。ファストフードに分類されますが、「すぐに提供される」ものではなく、「ファストフード」であるハンバーガーを主に扱っているため、ファストフードに分類されるに過ぎないとも言えます。場合によっては、「ハンバーガーレストラン」に分類されることもあります。
経営ビジョンは「食を通じて人を幸せにすること」。
モスバーガーの50周年事業
新コーポレートキャラクター

2022年4月1日より、新たなコーポレートキャラクター「リルモス(LilMos)」を導入。デザインは、創業当時のキャラクターだった「モス坊や」(1974年~1987年)のイメージを受け継いだもの。
「リルモス」の誕生を受けて、これまでのキャラクター「モッさん」の使用は終了しています。
50周年記念サイト
キッチンカー MOS50(モスフィフティ)

2022年 1月 29日(土)からキッチンカーを導入。
1号車となる「キッチンカー MOS50(モスフィフティ)」は、青山商事(株)の協力により「洋服の青山 大田久が原店」の駐車場を拠点として営業。今後はイベント会場などで身近にフレキシブルに営業ができる店舗として活動していく。
「成増駅」を「なりもす駅」へ名称変更

モスバーガー1号店がある東京都板橋区の東武東上線 成増駅などで東武鉄道とのコラボレーション企画を実施。
・駅名看板を変更
2022年3月8日(火)~4月3日(日)の期間限定で、「成増駅」ホームと南口の駅名看板を「なりもす駅」に変更
・東上線のヘッドマークと駅フラッグ
東上線車両1編成の先頭部、最後尾にオリジナルヘッドマークをつけて、「なりもす駅」を含む池袋駅から小川町駅の間で運行。同車両内や池袋駅1F南口改札にも「なりもすへ行こう!」と書いたフラッグを掲出。

・記念乗車券の限定販売
3月12日(土)からは、東武東上線の主な駅で「モスバーガー50周年記念乗車券」(1,000円)を2,000セット限定で販売。

板橋区の小学校へ副教材進呈
“モスの食育プログラム”で使用している小学校5・6年生の家庭科向け副教材『考えよう!食べるということ』をモスバーガー1号店の地元・板橋区内の全小学校へ約7,500部進呈。
板橋区とのコラボレーションシール

いたばし観光キャラクター「りんりんちゃん」とモスバーガーの新キャラクター「リルモス」をデザインしたコラボレーションシールを制作し、板橋区内の全モスバーガー店舗(10店舗)で3月4日(金)より、1店舗当たり1,000枚を無料配布
モスバーガー1号店をリニューアル
モスバーガー1号店の成増店をリニューアルしました。成増という地名にちなんで3月4日(金)~4月30日(土)の2か月間、成増店を「モスバーガー なりもす店」という愛称で呼び、店舗で発行するレシートも「なりもす店」と表示します。
隣接のビル屋上には「なりもす 50周年を迎えました。ありがとうございます!」と書いた看板、店舗入り口には50周年記念のフォトスポットを設置。
・50周年記念商品「なりもす・ダブルバーガー」
「なりもす・ダブルバーガー」(660円)を、2022年3月8日(火)~4月3日(日)の期間、50周年記念商品として「モスバーガー なりもす店」(成増店)限定で販売します。
・なりますスキップ村商店街とコラボレーション
モスバーガー1号店がある商店街「なりますスキップ村」に、3月1日(火)~4月30日(土)の間、街灯下に50周年記念オリジナルフラッグ約60本を掲出。
3月12日「モスの日」にミニノートをプレゼント
創業の心である「感謝される仕事をしよう」という原点を思い起こし、地域の方々やお客さまに感謝する日として、1972年に初めてモスバーガーの実験店舗がオープンした3月12日を「モスの日」に制定。1997年より毎年「モスの日」には、顧客へプレゼントを実施している。
2022年の「モスの日」プレゼントは、レトロなデザインに仕上げた「モスのミニノート」。
新日本プロレス&モスバーガーがコラボ

モスバーガーと同じ1972年に旗揚げされたプロレス団体「新日本プロレス」とコラボ。
プロレス界でも屈指の人気を誇るオカダ・カズチカ選手に商品開発を監修。
「筋肉が喜ぶバーガー」というテーマで、毎月29日の“肉の日”限定で販売している「にくにくにくバーガー」をアレンジした商品「きんにくにくバーガー」が誕生。
オカダ・カズチカ選手監修「きんにくにくバーガー」
“レインメーカー”ことオカダ・カズチカ選手が監修した「きんにくにくバーガー(720円)」を、2022年3月29日(火)、4月29日(金・祝)、5月29日(日)の“肉の日”限定(計3回)で、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)にて発売。
<オカダ・カズチカ選手 プロフィール>
1987 年生まれ、愛知県安城市出身。2012年2月にIWGPヘビー級王座を史上2番目の若さ(当時24歳)で戴冠して以降、破竹の活躍を続け、「レインメーカー」を自称する。金色に輝くガウンに身を包み、自身の顔が刷り込まれたレインメーカードルが舞い踊る入場シーンは新日本プロレス随一の華やかさを誇る。端正な顔立ち、唯一無二の存在感あふれる戦いは、プロレスに興味のなかった女性層の心をつかみ、『プ女子』ブームの立役者となった。CMやイベント、バラエティー番組やテレビドラマなどへの出演オファーも多い。
モスバーガーのあゆみ
モスバーガー1号店は、東京都板橋区、東武東上線成増駅南口付近の現在の「モスバーガー成増店」と同じ場所に八百屋の倉庫を借り受けて、わずか2.8坪の広さで 1972年 6月にオープンしました。当時の顧客の中心だった学生にもチラシ配りを協力してもらうなど、地元の人々に支えられながら人気店となります。看板商品「モスバーガー」は創業期から発売しているロングセラーです。前社長である櫻田氏には「空腹でなくてもおいしく食べられるものが、純粋においしい食べ物だ」という考えがあったと言われています。
モスバーガーは、マクドナルドなどの競合店との差別化を図り、高品質の商品を、安売りせず適正な価格で提供することを掲げ、一般的なファストフード店の中では高級なイメージを今日まで維持してきました。
1990年代後半のファストフードチェーン間の価格競争にも、ハンバーガーの価格はおよそ10円値下げしただけで、大幅に値下げすることはありませんでした。
看板商品「モスバーガー」の価格は、当時の売れ筋の煙草の値段に合わせるという原則がありました。
2004年、鳥インフルエンザの発生や輸入野菜に残留農薬があったことから、消費者の安全・安心への意識が高まり、すでに1996年から、モスバーガーは減農薬・有機栽培の野菜を使っていましたが、より多くの消費者に知ってもらうため、ロゴの色合いを、「安心、安全、環境」を表現するために緑色(緑モス)に刷新します。
レストラン風の内装も同時にスタートし、緑モスでしか食べられないメニューの販売も開始しました。
しかし、原材料の高騰に加え、緑モス化に伴うコストの高さから、グリーンモス化に対する本社の見解に複数のFCオーナーから反対意見が出され、その後、「グリーンモス」特別仕様のメニューは、2008年度をもって販売終了となっています。
2010年以降は海外市場での事業を拡大しており、特に台湾では2012年に246店舗を展開し、マクドナルドも進出していない金門島にも出店。2018時点では、アジアを中心に8つの国と地域に事業を拡げています。