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【猫の日】注目度が上昇中。プロモーション事例と企画のヒント

猫の日

222日は猫の日。

近年、Z世代など若者層からの認知度・注目度が上がってきている記念日で、猫の日に合わせたフェアやキャンペーン、イベントも全国的に増えてきている。

 


猫の日とは


制定したのは、愛猫家の学者・文化人が構成する「猫の日制定委員会」とペットフード工業会(現・一般社団法人ペットフード協会)。「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨で1987年に制定された。

 

日本では「にゃん」の語呂合わせで222日だが、猫の日は、世界各国にも存在している。

  • アメリカ:1029
  • イタリア:217
  • ロシア:31
  • イギリス:88
  • 台湾:44

猫の日の関心度


株式会社ネオマーケティングが行った2月~4月の記念日や催事に関する認知、参加意向の有無」についての調査によると、「Z世代」「ミレニアル世代」「就職氷河期世代」「バブル期世代」の世代別で、猫の日は特にZ世代の関心が高いという結果がある。

特に2022年の猫の日は、2が6つ並ぶスーパー猫の日として、SNSやニュースでもよく取り上げられた。

 


猫関連市場について


近年は、「猫」をテーマとした経済市場への注目をネコノミクスと呼ぶことがあり、猫関連市場の活性化が注目されている。

ペット市場は世界的にも継続成長し、日本でも長年のペット市場は伸長。特に2020年からのコロナ禍によって”おうち時間”が増えたことから、ペットの飼育数はさらに増加したとされている。

特に猫に関しては、2017年にキャットフードがペットフード市場の占有率でドッグフードを抜いており、猫のペット関連グッズでのネコミクス経済規模は、約16200億円に上るとの調査結果がある(矢野経済研究所調べ)。

 


「猫の日」のプロモーション事例(2024)


企業のキャンペーン

SNSでの展開(実際には販売していない商品など)

商業施設のフェア

東京ソラマチ「猫の日フェア」

東京ソラマチ各店舗においてオススメ猫アイテムや猫スイーツを販売するほか、猫たちと間近にふれあうことができるイベント「ニャンニャンランド」、招き猫発祥の地と言われる「浅草今戸神社」とコラボした特別企画も実施。

 

ラフォーレ原宿「にゃふぉーれ with 愛と狂気のマーケット」

昨年に続き2回目の開催。「猫」モチーフ作品を発表しているクリエイター・デザイナー約50組の作品・商品が大集合。

 

イベント

ねこ休み展 冬2024

東京の浅草橋にある「TODAYS GALLERY STUDIO」で開催される。猫に関する彫刻や写真などが多くのクリエイター達の作品が展示やグッズ販売。

 

ねこまつり at 湯島

湯島界隈の飲食店や雑貨店、保護猫カフェなどが参加し、毎年2月と9月に約1か月に渡って開催している「ねこ」をテーマにしたイベント

 

ちよだ猫まつり2024

特定非営利活動法人ちよだニャンとなる会と一般社団法人東京都人、動物のきずな福祉協会、千代田区が共同で開催するチャリティイベント。収益は保護猫たちの医療費などに活用される。

 



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