
1872年、東京・銀座に誕生した資生堂は、2022年に150周年を迎えます。
創業150周年を記念して、イベント「A BEAUTIFUL JOURNEY―銀座から時空を超えて美を巡る旅―」を、資生堂銀座本店「SHISEIDO THE STORE」全館で、2022年の1年間を通じ開催しています。
「A BEAUTIFUL JOURNEY」では、本物を日常に取り込む生活美学”アール・ド・ヴィーヴル”を提唱してきた資生堂の歴史を紐解きながら、現在、そして未来へと美を探求するさまざまなコンテンツ展開します。
A BEAUTIFUL JOURNEY キービジュアル

【キービジュアルのコンセプト】
SHISEIDO THE STOREに朝日があたり日が昇る様子を赤のグラデーションで、また150周年の記念として発売される限定品や年間を彩るコンテンツを表現。様々な色彩を織り成しながら、お客様と共に、SHISEIDO THE STOREで働くスタッフひとりひとりが資生堂創業の地での様々な体験から、未来へと向かう明るい意思を込めています。
A BEAUTIFUL JOURNEY 展開概要
1階 DEPARTURE―美のはじまり―
出発は、「本物を日常へー東京銀座・資生堂が届けたアール・ド・ヴィーヴル」をテーマにしたヘリテージゾーンから。生活美学を具現化したライフスタイルシーンやアーカイブ、かつての銀座の風景などを表現。
2階 PRODUCT EXPERIENCE―美の発見―
ビューティーイノベーションを実現するスキンケアからメイク、香水まで、資生堂が創り出す本物の美と出会う旅。見て、触れて、感じることから、お客様ご自身の新たな美しさを発見。5 つのフレグランスコレクションが揃う「セルジュ・ルタンス」のフラッグシップサロンなど、ここでしか出会えない美の体験を創出。
3階 PERSONAL EXPERIENCE―美のひととき―
磨き抜かれた技で究極の美を創り上げるエステティックサロン「エスパス クレ・ド・ポー ボーテ」や、ファッションショーのバックステージでも活躍しているプロのヘアメイクアーティストが、お客様の魅力を最大限に引き出すスタイルをご提案し、プロのフォトグラファーによる撮影もできるヘアメイクアップ&フォトスタジオサロン「ビューティーブーストバー」など。
4階 DESTINATION―美を楽しむ―
豊富な知識をもつビューティーカウンセラーによる個室での美容レッスン、美しくなるための方法をアドバイスするパーソナルビューティーセッションで美を心ゆくまで学ぶ旅。旅の仕上げに、心と身体にやさしい食とカルチャー体験をお楽しみ頂きます。「A BEAUTIFUL JOURNEY」を記念した特別なメニュー、資生堂の企業文化誌「花椿」アーカイブや、トークイベントなども展開。
BEAUTY PASSPORT ビューティーパスポート
訪れたお客さまのスマートフォンが、旅を楽しむための「ビューティーパスポート」になります(アプリをダウンロード)。コンテンツに隠されたアイテムを見つけてスタンプラリーにご参加いただくと、ギフト進呈。
150周年限定BEAUTY PACKAGE ビューティーパッケージ
「SHISEIDO THE STORE」の人気コンテンツを集めたお得な限定プラン。
・ヘアメイク・フォトセッション
・ビューティーカウンセリングなど。
販売期間:2022年1月3日~6月30日 数量・期間限定発売
150周年限定SHISEIDO THE TABLES甘いものメニュー
SHISEIDO THE TABLESでは特別なメニューを用意。
GINZA HONEY DEW(銀座はちみつのチーズケーキ 洋梨のハニーマリネ添え)
提供期間:2022年1月4日~3月15日
資生堂銀座本店 SHISEIDO THE STOREとは
資生堂銀座本店「SHISEIDO THE STORE」は、銀座を訪れる国内外のお客さまに対し、資生堂が培ってきた美のソリューションを総合的に提案する唯一の施設。化粧品販売に留まらず、エステティックやヘアメイクアップなどの美容サービスとフォトスタジオでの撮影サービス、個室での美容レッスン、カフェ機能をもったコミュニティスペース、美容セミナー等のコンテンツを用意しています。それぞれの分野の美容のスペシャリストが、さまざまなライフスタイル、オケージョンに寄り添った美容ソリューションを提案します。
資生堂の150周年
資生堂は、創業150周年をとなる2022年、企業理念「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」のもと、「美の力を通じて、人々が幸福を実感できるサステナブルな社会の実現を目指す」同社の取り組みを、様々なメディアや機会を通して発信します。
資生堂150周年の企業広告

企業広告のメインコピーは「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」。
ビジュアルでは、モデルの近藤華(こんどう はな)さんが、「パッケージレスの未来のスキンケアについて、いつ、どこにいてもアクセス可能なバーチャルカウンセリングサービスをうけている」未来の宇宙での美容体験が表現されています。
資生堂150周年ロゴ

150周年ロゴは、次の時代が始まることへの期待感を、幕が開け軽やかな布がはためく瞬間のデザインで表現。資生堂のコーポレートカラーである資生堂レッドを基調に多様な色で構成されたグラデーションを採用し、「共生・調和・多様性」を表しています。2022年を通じて、このロゴを様々な場面で使用されます。
資生堂のその他のニュース
パーソナルケア事業の新会社は「ファイントゥデイ資生堂」
資生堂は2021年2月に、ヘアケアブランド「ツバキ(TSUBAKI)」やスキンケアブランド「専科(SENKA)」などを扱うパーソナルケア事業(日用品事業)の売却を発表。
その事業を引き継ぐ新会社は2021年7月1日から稼働し、名称は「ファイントゥデイ資生堂」に決定。社長兼CEOにはアスキーやカネボウなどで手腕を発揮した小森哲郎氏。
ファイントゥデイ資生堂は、資生堂や投資ファンドのCVCキャピタルパートナーズが出資しており、資生堂の出資比率は35%。
資生堂の2020年年度最終損益は116億円の赤字
資生堂の2020年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比18.6%減、営業利益が86.9%減で、最終損益は116億円の赤字と発表されました。
小売店の休業や時短営業により、プレステージブランドを中心に減収。小売店への来店客数減少、化粧品の需要減少に加えて、インバウンド需要の落ち込みが特に大きく響いたとされています。
前期の735億円黒字からの大幅赤字転落となるため、コロナ禍の影響がどれほど大きなものであったことがわかります。