
2021年の漢字は「金」
2021年の「今年の漢字」には「金」が選ばれました。
「金」は今までに何度も選ばれていて、2000年、2012年、2016年に続き4回目です。
「今年の漢字」を運営する日本漢字能力検定協会によると、「金」の選定理由として
・東京五輪で日本人選手が多数の「金」メダルを獲得
・大谷翔平選手が大リーグでMVPを獲得
・藤井聡太さんの最年少四冠達成
など、「各界で多くの金字塔が打ち立てられたこと」が挙がっています。
近年の「今年の漢字」とその主な理由
ここ数年の「今年の漢字」は以下のようになっています。カッコ内は主な理由。
2020年 密(3密)
2019年 令(令和)
2018年 災(西日本豪雨)
2017年 北(北朝鮮によるミサイル)
2016年 金(リオ五輪)
2015年 安(安全保障関連法案審議)
今年の漢字とは
「今年の漢字」は毎年12月12日の「漢字の日」に因んで、公益財団法人日本漢字能力検定協会により発表されます。(実際の発表日は、12月12日もしくはその前後の日となり、年により異なります。)
選定方法は、一般応募形式。今年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、その中で最も応募数の多い漢字が「今年の漢字」に決まります。
1995年にスタートし、京都の清水寺にて住職がダイナミックに毛筆で書いて発表される様子は年の瀬のイベントとして定着しています。