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フードパンダ日本撤退。2022年1月31日にサービス終了。

フードデリバリーの「foodpanda(フードパンダ)」が、2022年1月31日をもってサービス終了することを、ユーザーに正式発表しました。

2021年12月下旬には、2022年3月末までに日本事業から撤退すると発表していましたが、終了は早まることとなりました。

撤退の理由としてDelivery Hero社は、「日本市場での競合環境が著しく変化し、他社の参入増加したことや配達員の安定確保が困難になったことで、今後のビジネスに大きな影響を及ぼした」と説明しています。

 

現在、日本国内のでのフードデリバリーサービスは、「出前館」と「Uber Eats (ウーバーイーツ)」の2強体制。

コロナ禍をきっかけに市場は大きく拡大し、新規参入も相次ぎましたが、シェア争いは激化しました。各社がアプリへの会員定着を狙って、サービスとマーケティングプロモーションの過当競争に入っていると言えそうです。さらに、フードパンダの撤退理由にもあるように、配達員の確保と安定運営が、特に日本では重要な要素となることでしょう。



フードパンダのあゆみ


2020年9月に事業スタートしてから、急速にサービスを拡大し、2021年11月の時点でも積極的なPRプロモーションが展開されていました。

その後、2021年12月に日本撤退が発表され、正式なサービス終了は2022年1月と、約1年半の運営であっという間の撤退となりました。

 

2020年9月17日- 横浜市・名古屋市・神戸市でサービス開始 以降他区でも順次サービス開始

2020年11月17日 - ローソンと提携し、食料品および、日用品や雑誌などのデリバリーサービスを開始

2021年4月27日 - 同業の「FOODNEKO」を統合

2021年4月28日- 東京都区部でサービス開始

2021年7月26日- 配達専用ストアから日用品や食品などを即時配達するサービス「パンダマート」を神戸市で開始

2021年11月18日- 日本オリジナルのブランドキャラクター「パウパウ」導入

2022年1月31日- 日本におけるサービス終了

 


フードパンダ以外の主要フードデリバリーサービス


2022年1月現在で、首都圏で利用できる主なフードデリバリーサービスは以下のようなものがあります。

 

Uber Eats(ウーバーイーツ)

https://www.ubereats.com/jp

 

DiDi Food(ディディフード)

https://www.didi-food.com/ja-JP

 

Chompy(チョンピー)

https://chompy-inc.com/

 

menu(メニュー)

https://app.menu.jp/

 

Wolt (ウォルト)

https://wolt.com/ja/

 

出前館

https://demae-can.com/

 

DOORDASH(ドアダッシュ)

https://www.doordash.com/ja-JP

 

楽天ぐるなびデリバリー

https://delivery.rakuten.co.jp/

 

anyCarry(エニキャリ)

https://anycarry.jp/

 

fineDine(ファインダイン)

https://www.finedine.jp/

 



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