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パンメーカー各社が値上げ。輸入小麦の価格高騰が要因

2022年の年明けから、パンメーカーが揃って値上げすることになります。

原材料である小麦の値上がりが主因であり、さらに砂糖・油脂類や包2022年年明けから、パンメーカーが揃って値上げすることになります。原材料である小麦の値上がりが主因であり、さらに砂糖・油脂類や包装、物流コストなどの上昇も影響していると、各社は発表しています。

主要メーカーのパンの一斉値上げは、2018年7月以来3年半ぶりです。


山崎製パン


山崎製パンは、食パンと菓子パンの一部の価格を2022年1月1日出荷分から平均で7.3%引き上げます。 食パン・菓子パン計約700品目のうち、3割超の247品目を値上げする。食パンは「ロイヤルブレッド」「超芳醇(ほうじゅん)」などの価格を平均9.0%引き上げる。菓子パンは「高級つぶあん」「ナイススティック」などで、値上げ幅は平均6.8%です。


敷島製パン


Pascoブランドの敷島製パンは、全体の商品の約4割にあたる計242品を、202211日納品分から平均67%値上げします。

主力商品の「超熟」シリーズなど食パン類を平均61%、「フレンチアップルパイ」など菓子パン類を平均76%、「イングリッシュマフィン」など食卓ロール類は平均55%値上げになります。


フジパン


フジパンは、パン製品を2022年1月1日の納品分から、全商品の約3分の1に相当する254品目の出荷価格を平均8.0%値上げします。

値上げ幅は、「本仕込」など食パンが同9.7%、「ネオバターロール」など食卓パンが同8.0%、「スナックサンド」など菓子パン・総菜パンが同6.8%です。



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