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【屋外広告の日】屋外広告とOOH

9月10日は屋外広告の日です。


屋外広告の日とは


昭和48年9月10日に成立した「屋外広告物法の一部改正案」を業界として歓迎し、日本屋外広告業団体連合会が9月10日を「屋外広告の日」と制定。

翌年から日本屋外広告業団体連合会と関連団体が共催で、屋外広告業の振興を目的とするキャンペーンを行っています。

平成22年には、9月1日から10日までを「屋外広告物適正化旬間」を設定し、屋外広告物規制等の普及啓発に取り組んでいます。

 


「屋外広告の日」ポスターコンテスト


日本屋外広告業団体連合会の主催により、毎年「屋外広告の日」のポスターデザインコンテストが開催されています。

 

2021年の募集からは入賞作の賞金がアップました。

 

「第48回屋外広告の日」募集要項概要

主  旨 9月10日「屋外広告の日」全国キャンペーンにおいて、屋外広告業の社会性を強調し、併せて都市環境の維持向上に貢献する屋外広告の機能を端的に表現するポスターデザインを募集する。

主意標語  ニッポンに サインで活気 取り戻す

応募資格  不問

〆  切  令和3年6月4日(金)当日消印有効。

審  査  日広連 啓発事業委員会(6月中旬頃・予定)

褒  賞  入選1点・賞金 200,000円、佳作数点・賞金各50,000

入選発表  「日広連」紙・「公募ガイド」誌上。入賞者には文書をもって通知する。

詳しくはこちら

 

 

7月には入賞作品が発表されています。
※トップ画像が入選作品です。

 



屋外広告とは


常時または一定の期間屋外で不特定多数に向け表示される看板・立て看板・貼り紙・広告塔など、屋外にあって特定の人ではなく不特定多数に向け表示されるもの。

解釈には幅がありますが、基本的には屋内(施設内)と屋外に分けられていて、「外」にあるものを指します。

 

屋外広告の種類

・壁面・看板広告(ビルボード)

・街頭大型サイネージ  
・アドトラック   
・工事囲い  など

 

屋外広告の特徴

・多くの人の目に届くので、告知、記憶保持に効果が高い

・中長期の掲載ができ広告生命は長い

・インパクトのある広告表現ができる

・エリアセグメント性あり、市場細分化戦略に適している

・広告スペースが大きく、カラー表現が自由

 

・コストパフォーマンスが良い(企画や内容による)

 


OOH広告とは


屋外広告と似た意味でOOH広告いう呼び方があります。このOOHは「Out of Home」の略で、家庭以外の場所で接触する広告メディアの総称です。

屋外広告が「屋外」であることに対して、OOHは、交通広告や商業施設内の広告など「屋内」のもののも含まれます。

前述の屋外広告に交通広告(鉄道広告・空港広告・バス広告・タクシー広告など)と、施設内広告(商業施設内のサイネージやポスター・イベント会場のビジョンなど)が合わさったものといえます。

 

人口が多い都市部では昔からとても多く使用されている広告メディアのジャンルで、媒体の規制が少なかったり、新しいメディアが生まれることも多く、クリエイティブ力を発揮しやすい特長があります。

 

 

特に、近年はいわゆる「デジタルサイネージ」と呼ばれるような、デジタルに対応した媒体が増え、演出の幅も広がっています。さらにSNSとの連動もしやすく、企画によっては多くのユーザーを巻き込んで認知拡大を図れる可能性があります。