SSFF & ASIA 2022 6月7日より無料上映会開催

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2022」が、202267日(火)から620日(月)の日程で開催されます。

※オンライン会場では4月28日(木)よりスタートしています。

 

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2022 概要

開催期間:

2022年67日(火)~620日(月)
オンライン会場は4月28日(木)~630日(木)

上映会場:

ユーロライブ、表参道ヒルズ スペース オー、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ 、TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンス、LINE CUBE SHIBUYA、ほか

料金:

会場上映:無料 ※一部有料イベントあり
チケット販売のオンラインプラットフォーム「Peatix」にて要事前申し込み

 

SSFF & ASIA2022 オフィシャルサイト

 

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2022 紹介動画


ショートショート フィルムフェスティバルとは


俳優 別所哲也氏が立ち上げた映画祭

米国俳優協会の会員でもある俳優 別所哲也氏が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。

初年度はジョージ・ルーカス監督が大学時代に制作した短編映画『電子的迷宮/THX 1138 4EB』などを上映し注目を集め、2001年より「ショートショート フィルムフェスティバル (SSFF)」として開催されるようになりました。

 

アジア最大規模の無料上映映画祭

数分から数十分程度の映像作品である「ショートフィルム=短編映画」を対象とした映画祭で、その規模は今やアジア最大級となっています。

コンペティションでは25分以内の短編映画を対象とし、毎年世界各国から応募された作品の中から厳選されたノミネート作品が無料上映されます。

2022年は、世界126の国と地域から5,720作品が集まり、映画祭のサイトにて、約200作品がノミネート作品として発表されました。

 

米国アカデミー賞公認映画祭に認定

2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、同時にアジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とした「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」が誕生。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。

20周年を迎えた2018年には、グランプリ作品にジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。

さらに2019年からは、オフィシャルコンペティションおよびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しています。

 

(※)アカデミー賞公認映画祭とは

アカデミー賞公認映画祭は世界に130余り存在。グランプリや推薦枠を得ることでアカデミー賞短編部門の参加資格を得ることができる。



ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2022の見どころ


2022年のテーマは「Meta Cinema~超える・見つける・始まる」

コロナ禍の2020年、2021年を経て、オンライン施策が発展してきた中、映画祭を通じて映像の未来や新しいエンターテイメントを見つける場を作り、作り手と見る側とが一緒に映像文化を作っていく活動のスタートという想いが込められています。

著名俳優が監督に挑戦した作品

アカデミー賞につながるオフィシャルコンペティションのジャパン部門には、黒木瞳さん、前田敦子さん、玉城ティナさんなど俳優でありながら監督にも挑戦したショートフィルム作品がノミネートしています。

2022年の特別上映作品

世界的にも注目される作品が特別上映されます。

l  コリン・ファースがコロナ禍のエンタメ業界復興をテーマに制作参加した『閉塞』

l  アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞の『バスケの女王』

l  韓国の新鋭女性監督パク・チワンによる『ハイスクールガールズ』

l  「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキーがプロデュースするロボトミーを描くアニメーション『ヴァンダル』

東京都×Short Shorts PROJECT

SSFF & ASIAは、東京都と連携し、「国内外の人々が東京を訪れたくなる」企画:多彩な「東京」の魅力を発信するプロジェクトとして、東京をテーマにしたショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo部門」を2016年設立。
今年も様々な「東京」が表現された作品が選出され、映画祭期間を通じて配信・上映および優秀賞(東京都知事賞)が発表されます。

クリエイター支援を目的にとしたオンラインセミナー

日本のクリエイター支援を目的に毎年実施しているオンラインセミナーが今年も実施されます。

 

ONLINEクリエイターズセミナー「ニューロサイエンス×AI×ショートフィルムの未来」 

日時:618日(土)2000
料金:無料
参加方法:映画祭ウェブサイトより視聴および視聴のリマインド設定が可能
URL
 https://shortshorts.org/2022/event/creators-seminar/
第一部

「ニューロサイエンスによる映像評価~生体データによる映画作品分析について」

講師:有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス マネジャー 福島誠氏
第二部

「ストーリー生成AI〜人工知能により生成される脚本について」。

講師:東京大学 次世代知能科学研究センター 教授 松原仁氏  


日本で唯一の国際的な広告映像部門「ブランデッドショート」


2016年に設立された「Branded Shorts」は、国内外の企業がブランディングやPRを目的として制作したブランデッドムービー(広告映像)を表彰・特集上映する部門です。

2022年は世界中から集まった687作品の中からインターナショナル部門:15作品、ナショナル部門9作品がノミネートされました。

 

セレモニーは6月14日

2022年6月14日に、赤坂インターシティコンファレンスにてセレモニーを開催。

エントリー作品の中から、最も優れたブランデッドムービー「Branded Shorts of the Year」および観光映像大賞 観光庁長官賞が発表されます。

また、今年の傾向やBRANDED SHORTSの可能性などを語る審査員トークセッションも実施。



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