ビール類の販売促進


ここでは主に、家庭向け製品の店舗(小売店、量販店)での販促施策について記載しています。

 

アルコール離れが進むと言われる中でも、家庭用のビール類製品は、クラフトビール、ノンアルコールビールなどジャンルの拡がりも含めて、多数の銘柄が発売され、選択の幅はますます拡がっています。

同時に、広告やキャンペーンなどの演出によってブランドに対しての固定ファンを獲得するのは難しく、それぞれの商品特徴の訴求が活性化しています。

 

店舗での基本施策に加えて、これからは、各製品のごとの特徴を活かした演出(キーメッセージの設定やコラボブランドの選定、ツールのデザインなど)を積極的に行うことで、差別化を図ることが必要になりそうです。

 


ビールの基本的な販促施策


①ビール×料理(ビールと合う料理をテーマとした展開)

ビールとよく合う家庭料理のビジュアルやレシピをPOPなどのツールに活用して売り場を装飾します。

ビールは毎日の晩酌として飲む人が多いので、日常的な家庭料理・おつまみと相性がよく、バリエーションは豊富です。

季節を感じる旬の食材やシーズンイベントと絡めることも有効です。

 

■ビールと合う料理の例

餃子、唐揚げ、天ぷら、焼肉、鰻(土用の丑の日)、鍋料理、焼売、焼き鳥、とんかつ、お好み焼き、ピザ、枝豆、さつま揚げ、など

 

 

②飲み方提案、楽しみ方提案

ビールが美味しく感じられるシーンやイベントなどをテーマに飲み方、楽しみ方を表現した売り場を作ります。

 

■ビールが似合うシーンの例

・仕事を終えてリフレッシュしたい日の晩酌

・お花見、バーベキューなどのアウトドアイベント

 

・仲間や家族と集まるホームパーティ

 

③ノベルティ

6缶パック、12本カートンなどにノベルティをつけて、まとめ買いの促進、ブランドの継続飲用を狙います。

 

■ノベルティの例

 

・グラス、保冷バッグ、タオル、キッチングッズ など

 

④マストバイキャンペーン

購入者が参加できるキャンペーン。抽選で景品が当たったり、デジタルコンテンツにアクセスできたりする仕組みで、近年は、WEBで応募抽選まで完結するものが主流。

季節のテーマやブランドコラボなど、訴求したいターゲットに合わせてテーマを設けた展開にすることが有効です。

メーカー主催の展開と、小売店(量販店)とメーカーの共催の展開があります。

 

■キャンペーンテーマの例

・健康(糖質オフビール、ノンアルコールビール)

・趣味や文科系(クラフトビール)

・シーズンイベント(季節限定ビール)

 

■景品の例

 

料理グッズ、フィットネスグッズ、ファッショングッズなど

 

 


ビール類の年間販促カレンダー

食・飲み方提案/売り場テーマ/キャンペーンテーマなどの売り場づくりコンセプト案をまとめたシートです。

 

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ビールの本




主要メーカーの新製品やキャンペーン情報


国内の主要酒類メーカーの新製品やキャンペーンがチェックできます。

 



コロナ後の販促市場は?


2020年のコロナ禍の影響により、外食産業向けのビール需要は大きく落ち込みました。家飲み需要は増加したものの、家庭用製品では、「ビール」よりも安価で益率の低い「新ジャンル」がますますシェアを拡げています。

そして大手各社では、外食需要の縮小分をカバーするために、販促宣伝費の削減という流れになりました。

 

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今後は、量販店での販促も今まで以上に効率化が求められるようになりそうです。