コンテンツ制作者が意識したい心理学


ベビーフェイス効果

人間は赤ちゃんを見ると、「カワイイ」「守ってあげたい」等の感情を抱き、警戒心が緩む傾向があります。人間以外の動物にも野生の世界で命を守るためにこの心理作用があるという説もあります。

ベビーフェイス効果とは、この世に赤ちゃんに通ずる要素があるものには同様に警戒心が和らぎ、好感度が上がる効果があることです。

具体的な見た目(デザイン)の要素としては、大きな目、丸い鼻、広い額、短いあご、丸顔、丸みのある手足、等が挙げられます。

実際にインターネットコンテンツに対して調査をすると、男性<女性<動物<赤ちゃんのいう順で、赤ちゃんの画像が一番クリック率などの反応が良くなることが多いようです。

イメージキャラクターなどのデザインにベビーフェイス効果が取り入れられていることはよくあります。

 

 

 

フォールス・コンセンサス

「自分の考えや行動が一般的、普通である」と考えてしまうことです。

これはコンテンツ制作者が意識しておく必要があります。自分の感覚がユーザーの感覚と完全に同じということはまずありません。発信側と受け手側の“普通”は異なることを念頭に置き、第三者の視点や意見を取り入れられる環境を用意しておきましょう。

 

 

 

噴水効果(ファウンテン果)/シャワー効果

最初(入口)にユーザーが喜ぶものを見せて、その後、その他商品やサービスの露出を増やす流れができることを噴水効果といいます。

デパートなどの施設の場合は、1階(入口)で集客力のある展開を行い、その後店内や上の階に誘導する手法です。同類の仕組みとして、最上階で集客を行い下層階にも立ち寄ってもらうようにすることをシャワー効果と言います。

これを広義の意味でとらえると、WEBページの場合はランディングページ、平地の会場であればエントランスなど、入り口にあたる部分での展開でお客やユーザーの注目を集めて、その他のコンテンツに誘導する施策と考えることができます。

 

 

 

クレショフ効果

同じ画像や映像でも、その前に見る者によって受け取る印象が変わる現象のことです。

例として、シチューのCMでは、雪の日などの寒いイメージを感じさせることで、シチューの暖かさが強調され食欲を掻き立てることを狙っています。

他にも、明るい色でカラフルなデザインだとかわいらしさや子供っぽさが強調されたり、シックな色で統一されたデザインだと高級感のあるイメージが伝わるなど、商品の前に見せるビジュアルの構成にはこのクレショフ効果を意識してみましょう。