「DX=デジタルトランスフォーメーション」とは、データとデジタル技術を使った企業変革を指しています。
製品やサービス、ビジネスモデルなどをデジタル化によって変革し、さらにそれらが企業の業務そのものや企業風土などまでも変革することとなり、結果としてビジネスの競争上の上位に立つことを目指すものです。
つまりマーケティングDXとは、マーケティング(=商品の販売や開発およびプロモーション)に対してDXを行って業績を上げていくことであり、どの企業にとっても重要な取り組みです。
2020年のコロナ禍によって、多くの企業が業務の効率化や人的サービスの削減を迫られることとなりました。
今まで日本は世界的にみると、デジタル化の遅れをとっている企業が多かったのですが、今回のコロナ禍によって、業務や顧客サービスのデジタル化が今まで以上に加速することになるでしょう。
具体的には、キャッシュレス会計、D2C、サブスクリプションサービスなどデジタルと親和するサービスや商品がすでに普及段階に入っています。
これらのサービスや商品は、デジタル化よってユーザーの声を収集することが容易であり、そのユーザーデータを分析して、商品やサービスに反映していくことができます。
ユーザーデータを分析した後、
→ ユーザーへ適切なメッセージを届ける
→ 適切なターゲットユーザーとコミュニケーションをとる
→ 商品を販売していく
というサイクルを今までよりも素早く繰り返していくことができ、マーケティング活動が高度化されることが、デジタルの力を利用するメリットです。
このように、デジタルの力を利用してマーケティングの質を向上させていくことを「マーケティングDX」と呼んでいます。