パーソナライゼーションとは


パーソナライゼーションとは、顧客一人ひとりの趣味嗜好やライフスタイルに合った商品を提案し、最適化を図る手法です。

 

今まではオーダーメイド商品といえばコストがかかるため販売価格も高額になるものでしたが、AIIoTの発展によってコストが低下し、大企業はもちろん、スタートアップ企業でも手ごろな価格でオーダーメイドに近い商品を提供できるようになりました。このようなマーケティング手法をパーソナライゼーションと呼んでいます。

 

個人にフィットした商品を届けることで、顧客の体験価値を高め、満足度を引き上げ、結果として継続的な購入へ繋げます。

 

特にデジタルを活用するD2Cブランドは、パーソナライゼーションを前提としたビジネスモデルであることが多く、小規模ながら顧客の要望に柔軟に対応できることが強みになるでしょう。一方で、大手企業もパーソナライゼーションへの動きを模索し始めていますが、今までの製品主体のマーケティングから抜け出せていない企業が多く、パーソナライズブランドを立ち上げるも成功できていない例もあります。

 

【事例】 資生堂Optune 開始からわずか一年でサービス終了

専用のアプリで肌を診断すると、そのデータをもとに約8万通りあるパターンから最適なバランスの保湿液をミックスし、専用のIoTのマシンから抽出するという仕組み。専用マシンをそこへセットする美容液が使用量に応じて自宅へ届けられ、家にいながら、自分にあったパーソナルなスキンケアができるというサービスでした。

2019年7月に正式スタートしましたが、1年も経たず2020年6月にサービスを終了しています。

明確な理由は公表されていませんが、国内最大手の化粧品メーカーによる、パーソナライゼーション&サブスクリプションサービスとして注目を集めていたものの、あまりに早い撤退に日本企業のデジタル展開のハードルも感じられます。

 

 

 

 

 


関連コラム