
ミッフィーは2020年に65周年記念を迎えました。近年のキャラクターブームにのって、子供の頃に親しんだ大人世代からもコラボグッズなどが度々注目されています。
ミッフィの正式名はナインチェ・プラウス
日本ではミッフィ、うさこちゃんの名で親しまれているうさぎの女の子のキャラクター、正式名はナインチェ・プラウスといいます。
作者はオランダの絵本作家ディック・ブルーナ氏で、本国オランダで彼が1995年に刊行した「ナインチェ(nijntje)」という文字のない絵本の主人公として誕生しました。
ミッフィの生みの親ディック・ブルーナ氏はデザイナー
ディック・ブルーナ氏は、1927年オランダのユトレヒト州生まれ。子供のころから絵や本に親しみ、父の経営する出版社「A·W·ブルーナ&ズーン」(以下ブルーナ社)に入社すると専属デザイナーとして多くの書籍の装丁に携わります。年間150冊もの装丁の他、宣伝用のポスターなども多数手がける中、1955年に「nijntje」(ナインチェ)という、うさぎを主人公とした字のない絵本を刊行。世界各国で翻訳・刊行され、日本でも1964年「ちいさなうさこちゃん」として刊行されています。
1975年に独立した後は、社会福祉関係の公共広告ポスターやデザインを数多く手がけています。
2011年に引退するまで毎日ユトレヒトのスタジオに通って創作活動を続けたとされています。2017年2月16日満89歳で老衰のため死去。
ブルーナに影響された人物として、五味太郎氏(作家)、佐藤可士和氏(デザイナー)が知られています。
ミッフィの65周年事業
※予定されていた名古屋会場(6/19~7/19)はコロナウイルスの影響で中止となりましたが、東京会場は、当初の4月~5月の会期を延期し、7月23日から8月10日の日程で開催されることになりました。コロナ感染拡大防止策として、入場の日時指定の整理券制となっています。
■ミッフィー展・東京会場開催概要
会期:2020年7月23日(祝・木)〜 8月10日(祝・月)
会場:松屋銀座 8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-1)
開場時間:10時~20時
入場料:一般1,200(900)円/高校生700(500)円/中学生500(400)円/小学生300(300)円
主催:朝日新聞社
企画協力 :ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv
協賛 :ミサワホーム、フェリシモ、野崎印刷紙業
協力 :福音館書店、講談社、フジテレビジョン
https://meetscal.parco.jp/special/miffy
パルコによる「誕生65周年記念 ミッフィー展」の連動企画。
展示会限定商品を発表し、展示会会場およびオンラインショップ「ミツカルストア」で発売しています。